琉球Acupunctureシリーズの提供を開始しました。

琉球王朝時代の身体に優しいボディケアを体験できるサービス「琉球Acupuncture」の提供を開始しました。

沖縄県読谷村で鍼灸サロン「Ocean side Acupuncture studio」を運営する合同会社LIFENOTE(本社:沖縄県宜野湾市、代表社員:上原博也)は、琉球王朝時代に島人(シマンチュ)の健康を守り、病を癒してきたヤブーと呼ばれる治療師達が行っていたと言われる手法を、過去の記録から現代的に解釈アレンジした施術を構築し、体験型トリートメント「琉球Acupuncture」シリーズとして2022年6月1日(水)より提供を開始しました。

琉球Acupuncture

国立大学法人琉球大学国際地域創造学部 ウェルネス研究分野との共同開発

ウェルネス、ウェルネスツーリズムを産官学連携で取り組む日本アジアの研究開発拠点である国立大学法人琉球大学ウェルネス研究分野と連携し、沖縄の持つ歴史的な背景や土着の文化、先人の叡智に学び新しい価値を創造する“リジェネレーティブ”(再生と創造)をテーマとして議論を重ね、日本初の本格鍼灸SPAトリートメントとして完成しました。

《琉球Acupuncture》3つの特徴

本シリーズは、長く続いたコロナ禍による身体的、精神的ストレスからの回復のため、沖縄の自然に癒しを求める多くのお客様のニーズにお応えするために誕生いたしました。

都会の喧騒から離れた沖縄本島のリゾートエリア。この歴史ある島で古くから健康づくりに使用されていた薬草や施術方法をベースにし、身体に優しく働きかけることで心身を整え、自然と体の調和を求めます。

1.琉球王朝時代のヤブー(治療師)の行なっていたと言われる伝統的な手法に学んだ施術メニュー

2.沖縄で古くから治療や健康づくりに使用されていた島特有のハーブを使用
3.手(てぃ)やハーブ、針や灸というシンプルな道具だからできる身体に優しい刺激で、心と体を心地よく調和させる

月桃灸

腕に鍼灸治療をする女性

《琉球Acupuncture》誕生の背景

沖縄には昔「医者半分、ユタ半分」という諺があり、病気の治癒には医療と祈り両方あって完治する。と考えられていた。

現代医療が進んだ今でも、人が治るという出来事にはたくさんのレイヤーがあり、物語や祈りをもってやっと腑に落ちるというのを経験する事はあると思います。

「この病気が気づかせてくれた」「これにはこんな意味があったのかもな」

「アナタの想いがあったから治療を頑張れた」 など

今ほど医療がどこでも受けられる状況で無い時代。島の人たちはドゥーヨージョー(健康法)として庭や裏山に生えている薬草や、病気に効くという虫や動物などを食し、身近な人の健康を守っていました。

そんな時代、ユタとは別に各集落にヤブーと呼ばれる治療師たちがおり、今でいう鍼灸師と似ていて鍼や灸、島に生える薬草などシンプルな道具を使って治療を行い、時にはユタのように祈りを持って病を祓い集落の人々の健康を守っていたようです。

オーシャンサイド鍼灸院の琉球コース

ヤブーの語源として過去の記録にこういうエピソードがあります。

“はるか昔、明(中国)からめっぽう腕のいい鍼灸師が琉球の屋部村へたどり着いた。

島を探索すると、至る所に生えている種類豊富な薬草を見て、「この島に私の仕事は無い」と嘆いたという。

しかし、その薬草の使い方を知らない島人たちを見て、島に滞在し薬草の使い方を伝え、島民の病を治療し続けた彼は、屋部から来た腕のいい医者「屋部医者(ヤブー)」と呼ばれ、島民に尊敬された。

後にそのヤブーは腕を買われ、琉球王朝専属の医師となったと言われている。”   参考:沖縄文化 第23巻1号 67

 

その後も島では各地域でヤブーやカッティと言われる治療を専門に行う民間医療者が活躍したが、時代の流れと共に島外から来た者達からは、ヤブーの読み方に「薮(草多い田舎)」の字を充てられ「田舎の資格を持たぬニセモノ医者」として否定的な対応を受けるようになっていき少しずつヤブーを名乗るものも減っていったようです。

時代が進み医療の近代化と共にヤブーの存在は徐々に廃れていきましたが、その技法は現代も島の至る所で民間療法として一部残っており、日常的に活用される場面が見られます。

時代と共に消えていったヤブーですが、医療が足りない時代の島の健康を守り、島人に寄り添ったヤブー達は島の人々に尊敬されていた存在であり、沖縄の歴史に無くてはならない存在だったと考えています。

「琉球Acupuncture」では過去の記録から手法を現代的にアレンジし、島の自然を使い生命を守ってきたヤブーの施術を体験しながら自身の生命力を感じ心身を整えるための体験型トリートメントです。

 

背中へのクチャパック

 

監修者・琉球大学 荒川雅志教授よりコメント

アフターコロナは安全安心そして健康ウェルネスが最上位価値となり、ウェルネス産業は世界中で今後成長著しい分野と予測されています。ホンモノ、真正性を求める人たちも増え、地域の固有性、独自性を議論し、他には真似のできないものを提供する必要があります。

“琉球Acupuncture”は琉球の歴史文化伝統に根ざし、地域資源を活かし、国家資格を有するスペシャリストによる施術で古きと新しきが融合し、新たな価値創造を果たす日本初の本格鍼灸SPAです。かつて長寿世界一であった沖縄の健康長寿の秘訣に触れ、自然、地域、人とつながり、明日への活力を得る唯一無二の体験をぜひご体験いただきたいと願います。

荒川 雅志先生

監修者:荒川雅志教授プロフィール

国立大学法人琉球大学 国際地域創造学部/観光科学研究科教授 ウェルネス研究分野代表。

1972年福島県生まれ。学習院大学卒、

重量挙げ競技パワーリフティング56kg級全日本学生優勝、同競技アジア選手権代表。

福岡大学大学院医学研究科社会医学系疫学専修修了。医学博士。

日本のウェルネス分野研究の第一人者として、星のや沖縄、ハレクラニ沖縄などのリゾートホテルウェルネス事業の監修や、沖縄県にとどまらず、日本各地、マレーシア、韓国・ソウル、中国・重慶、上海、香港などで国際会議や大学、講演会へ多数登壇。

国立大学法人琉球大学 ウェルネス研究分野 代表紹介: https://health-tourism.skr.u-ryukyu.ac.jp/intro

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