お口のトラブル口角炎💋
左の唇の端にできものができてしまいました💦
口を開くと痛むし、刺激物を食べるとまたしみて・・・。
カレーを食べたときが一番辛かったです。
いわゆる口角炎ってやつです。
口角炎とはなんぞやと少し調べてみましたよ。
1.口角炎とは
2.口角炎の原因
3.口角炎の改善には
4.お灸を試してみたら・・・
5.まとめ
1.口角炎とは
唇の両端にただれやひび割れなどが現れ、かゆみや腫れを伴った炎症症状をおこす病気で、悪化してくると会話や食事の開口時にも痛みが発生し出血をすることもあります。
口唇ヘルペスと間違われることもありますが、その場合、唇の周辺に水疱がでるので、なければ口角炎の可能性が高いです。
2.口角炎の原因
様々な原因が考えられますが、いくつか挙げてみると
〇よだれの過剰分泌や唇をなめる習慣による唾液かぶれ
〇カンジタ菌
〇ビタミンやミネラル不足
〇 胃の不調
〇 乾燥
など。上記の原因は免疫力の低下から引き起こされることが多く、ストレスや体力が低下したときにこれらが重なり口角炎が発症すると考えられています。
「カンジタ菌」は、普段から人の体に住み着く常在菌の1つです。健康な状態では問題ないですが、疲労や風邪などで体力や免疫力が低下して抵抗力が弱っている状態だと、菌が繁殖して口角炎が発生しやすくなるようです。
3.口角炎の改善には
ビタミンをしっかりとる
唇の粘膜を保護するためにビタミンB2やB6を摂取しましょう。ヨーグルトや牛乳、うなぎ、卵、ほうれんそうはビタミンB2を含む食品、また、魚類、牛・豚肉、穀類、豆類、レバーなどはビタミンB6を含む食品の代表です。
十分な睡眠をとる
睡眠中に分泌される成長ホルモンには、細胞の新陳代謝を促し、体の種々の細胞を再生、免疫力を高める働きがあるため、身体機能の修復・回復を促してくれます。睡眠はとっても大事。
ストレス・疲労をためない
過度のストレスや疲労は免疫力の低下を招きます。先ほどあげたカンジタ菌が繁殖し活性するため、回復を遅らせてしまいます。オフの日は趣味に没頭したり、リラックスしたりすることで上手く気分転換をしましょう。
乾燥を防ぐ
ワセリンやリップクリームなどを使い、唇の保湿をしましょう。冬場の乾燥はもちろん、夏でも冷房のきいた室内では乾燥しがちです。また紫外線による刺激も乾燥に結び付くのでUVリップなどの利用もおすすめです。
口周り・口内を清潔な状態に保つ
歯磨きやうがい等を行って、口内を清潔な状態に保つことも大切です。子供や肌が敏感な人の場合、歯磨き粉の成分やミントなどの香料が刺激となり、口角炎を引き起こす場合があるので、しっかり口をゆすぎ、口元に歯磨き粉の成分が残らないようきれいにふき取るようにしましょう。
4.お灸を試してみたら・・・
鍼灸師なので…鍼やお灸でもなんとかできないかとお灸を試すことにしました。
夜眠る前に足三里というツボに左右1壮ずつやってみます。
そしたら次の日の朝にはびっくり少し乾燥してきたような…こわごわ少し口を開いてみると少し痛みがひいていました。(お昼にげらげら笑ったらまた傷口が開き痛くなる😢)
そしてお灸二日目、やっぱり翌日の朝にはまた乾燥していて少しよくなっている。
お昼に口を大きく開けてタコスを食べたけど痛くない!
念押しの三日目のお灸をして翌日にはもう完治してしまいました。
自分でもびっくりです!
5.まとめ
口角炎についてまとめてみました。いかがでしたか?
大事なことは、心と身体の休息、睡眠、食事での養生。
自分の身体に出た反応は、身体からの気づいて~というシグナルなのかもしれません。
わたしの場合、口角炎がでたその週は暴飲暴食が続いていたのもあり、お灸のケアとともにしばらくは夕飯のみを減らしてみて、胃腸を休ませることにも努めました。
足三里への灸は口内炎や口唇ヘルペスなどの他のお口のトラブルにも有効かもしません。
みなさんもセルフケアにどうぞお試しあれ。
身体のなおそうとする力が高まっていることを感じた私自身の臨床体験とともに口角炎についてのお話でした。読んでいただきありがとうございました☺
Illustrated by Risa
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