ヤブーさんへご挨拶 その①

名護市凌雲院/屋部寺

我々オーシャンサイド鍼灸院が提供をしています「琉球Acupuncture」

琉球時代に島人の健康を守っていた治療師たち(ヤブー)の施術を現代的に再現した癒しの施術です。

その語源は諸説ありますが、以前にもご紹介しましたこのお話し。

「琉球近海で一艘の唐船が難破し、その船に乗っていた一人の医者が屋部村に漂着した。」

当時の琉球は未だ医術が普及しておらず、唐で薬草とされている植物を尻ふきにつかっている有様だった。 それに気づいた唐医は屋部村にとどまり病気の治療にあたった。

しばらくして唐医の医術は評判になり、屋部村の医者『屋部医者』と呼ばれて尊敬された。

その後その医者は首里王府に招かれて国王の病気を治療した。

『沖縄文化:第23巻1号67/沖縄社会における民間医療職能者の特質』

また他の記録では、国王の治療の際、唐に渡る船に「この薬をもらってきてくれ」とヤブーが頼み、琉球人が現地の人に 話したところ、「あの人はいま琉球にいるのか」と現地で驚かれたという話がありました。

言い伝えを収めた資料には、屋部医者の名前は「桑田」さんと言った。とか!

桑田さん!!

そんな中、ネットを見ているとこんなブログを見つけました。

「名護市屋部にある屋部寺は病を治してくれることで有名な寺」

https://hym.jp/okinawa-diving/powerspot/post-1363
「ヤブ医者」という言葉は、屋部寺が語源という説があります。

その昔、中国から名医と呼ばれる医者が沖縄に渡り、その方が本当に沢山の人々を救ったそうです。しかし、そのお医者さんは医師免許を持ってはいませんでした。そのことから、「医師免許を持っていない医者」=「ヤブ医者」と呼ばれたそうです。

そのお医者さんが亡くなった後、凌雲院(屋部寺)に祀られました。

なにぃ! ヤブー(桑田)さんが祀られているお寺があるだとっ!!

現代の鍼灸師として、島の健康を守ってくださった大先輩にご挨拶にいかねばっ!!

そして、このメニューを始めた事のご報告にいかねば~!!

と思い、ocean side acupuncture studioのメンバー全員で屋部寺へご挨拶に行く事にしました。

つづく…。

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